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理事長挨拶

ご挨拶

 
 日頃は当組合の事業運営に格別のご高配を賜り、衷心より感謝申し上げます。
 このたび、2年に一度おこなわれます組合理事の任期満了・改選により、ご推挙いただき引き続き理事長の要職を仰せつかることとなりました。困難な時期でありますが皆様よりご信任を頂いてこられましたのは大変な名誉なことでありますとともに、責任の重さに改めて気が引き締まる思いであります。 
 平成30年5月、初めて理事長に就任させていただいたときの方針として掲げさせていただいた当組合の事業運営・3本柱(相互扶助・地位向上・見える化)の推進は、継続して実施してまいりたいと考えております。本年度も多大なるご理解とご協力を賜りますが何卒よろしくお願い申し上げます。


<現況について>
 当組合は、昭和12年2月に発足し、本年で創立85年を迎えることとなりますが、これまで安心安全な「命の水」を安定的に供給する横浜市水道局のパートナーとしてライフラインを守る責務の一端を果たしてまいりました。近年は官公需適格組合の加盟組合として、横浜市建築局を始め横浜市各局、(公財)横浜市保全公社、関係団体各位とも連携や接続そしてご教示を賜り、水・空気・熱など環境設備の整備、発展に努めております。誠にありがたいことに政令指定都市の中では最大規模の組合員数300社(2022年6月30日現在)、賛助会員数が39社となり、ネットワークを活用し様々な事業や活動が年々広く推進され運営されるようになりました。また財務基盤もここ10年の間に改善され、安定運営が出来るようになっております。
 組合員の皆様におかれましては、支部活動を始め様々な場面での参加や活動でお力添えを頂き重ねて厚く感謝申し上げます。

<今後について>
 さて、私達は100年に一度と言われる世界的困難、未曾有の大型自然災害に直面しております。組合の事業では、拡大しているコロナ感染の懸念より前年から準備していたホテルでの新年会や総会は感染を考慮し、心苦しいながら中止を余儀なくされるなど、経験のない不安を伴う「我慢と辛抱そして工夫と対策」の時代を経験することとなりました。
 この大変換期に、理事会では、国際決議として採択された将来の世代に繋ぐ環境や資源を壊さず、今の生活をより良い状態にするための持続的可能な目標SDGsに着目をし、これまでの官民と連携して開催されていた年間160回の防災訓練の協力と共に、SDGsの理念や開発目標を組合の持続的成長に繋がる新たな持続可能な貢献事業(新社会貢献事業)と位置づけ推進してまいりたいと考えております。加えてこうした必要とされる取り組みを広げていく中、共同受注の増大を図り皆様の付託にお応えしてまいりたいとも考えています。
 一方、今日社会はデジタル化の時代を迎えております。マクロ的視野での正しい道筋をはかる中、デジタル化(DX)へ向けての適切な進め方をはじめ、新たな課題やハードルを多くの情報収集に努め最善を尽くし適切に対応してまいります。

<組合ホームページ・PR動画>
 組合ホームページは3年ほど前よりYOKOHAMAらしさをテーマに見直しが図られることとなり「見える化」の推進事業の目玉として全面リニューアルがされ、お陰様で閲覧数は、現在5万8千回を超えております。お役に立つ情報を適時掲載している組合HPを情報ステーションとして多くの皆様にご活用頂ければ幸いに思います。
 尚、組合そして業界の未来を担う青年部では、当組合ホームページに、手作りの組合PR動画を作成しUP致しました。皆様には、青年部が製作した初めての組合動画を是非ご覧いただき、ご意見やご提案をいただければ幸いです。今後、理事会では、「次世代に繋ぐ」を最大の課題と位置づけ、当組合の持続的開発目標とし、青年部の支援関連では、理事会を通し多様な形で必要とされるベストな協力を実施してまいりたく考えています。

<結びに>
 発足以来これまで諸先輩方が大きな困難を乗り越え育まれた、人と人との繋がりを大切に支え合う「相互扶助」の精神を礎に、組合員皆様のお役に立ち広く社会に必要とされる魅力あるデザインを創造し、組合の更なる発展に努めてまいる所存です。
 組合員、関係機関、賛助会員の皆様におからましては、本年度も旧倍のご指導ご鞭撻そしてご厚情を賜りますようお願いしますと共に、皆様のご健勝と社業のご発展を祈念致しまして、ご挨拶とさせて頂きます。 
理事長 石田 隆 
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